diary

先回り感謝

よこやま かずひろ

「閉まってしまった幸せのドア」を見つめている自分に気付いたら気持ちを切り換えて他の「開いているドア」に目を向けよう、と書いた先日のエントリーの続きです。

そうは言っても、そんな簡単に気持ちを切り換えられるもんなの?という問題について、本エントリーでは私なりのコツを書いてみました。

Source: betweenthewoodsandthewater.tumblr.com via かず on Pinterest

 
 
 
トラブル、失敗、怪我、病気、

悪いこと、理不尽なこと、嫌なこと、

生きてれば色々と降りかかってきます。

そんなとき

「何で自分がこんな目に?!」

「何で私ばっかり?!」

…なんてネガティブな思いが湧くのは自然なことだと思います。

でも、いつまでもその思いにとらわれてしまうのは避けたい。

ネガティブな考えが頭を駆けめぐっていると心身ともにグッタリ疲れるし、何よりその間動けずに固まってしまうので時間がもったいない。

では、どうするか?

私は、何か「悪いこと」が起きたら

「これは自分に何かを教えてくれてるんだ」

「何か良い事が起きるきっかけに違いない」

「そのような教えや良い事を受け取れるなんてスゴく有り難いなあ、幸せだなあ」

と考えます…と言うか、気付いたらそう考えるようになってました(*1)

ちょっと宗教じみてて引かれそうですが、色々と考えていくとこれが最も合理的かつ実際に則した考え方だったのです…

というわけで以下、理屈っぽい説明が続きます。 

(*1)嫌な目に遭ってる時にはネガティブな感情が溢れ出してきて、とてもそんな事を冷静に考えてらんないでしょ…というケースについては次回?のエントリーで触れるつもりです。


「起きること全てに感謝しよう」

「寝る前にその日あった良いことを最低5つ思い浮かべて感謝する習慣を続ければ、良いことばかり起きるようになるよ」

…なんて事が成功法則や引き寄せ系の本なんかには必ずと言って良いほど書いてありますよね。

その理屈は良く分かるんだけど、私はこの考え方が本を読んだだけではなかなか身に付きませんでした。
元々ネガティブ全開な人間でしたからね。

でもある時、

「自分の身に降りかかった一見悪いことは全て結果としてより大きな幸せをもたらしてくれている…ような気がするぞ?」(*2)

って思い始めてから考え方が徐々に変わっていきました。

最初は単なる思い付きの憶測で”?”マーク付きだったこの考え方は、それを意識して生活していると確信に変わっていき、今では”!”マーク付きになっています。

特にこの数年間は私にとって激動の日々で、様々な「悪いこと」がこれでもかと降って来たのですが、それらの一見悪いことが回り回って良い結果につながり、人生がどんどん面白く楽しく幸せになっていると日々実感しているので、この考え方は私の中にしっかり根を張りつつあります。

(もちろん、このように考え方が変わったのは自分の心のブロック解除を徹底的にやってきた事も大きく影響してるでしょう。かつてネガティブ全開だった私がMBBや古伝レイキに出会わずに自分の頭であれこれ考えただけで今の考え方になれたかはちょっと疑問です。)
 

(*2)悪いことが次々に起きるだけで、それが良いことにつながった試しなんて無いよ…というケースについては別のエントリーで触れるつもりです。


これを知っていると上に書いた様に、何か「悪いこと」や「嫌なこと」が起きても

「これは良いことを自分にもたらすために必要なことなんだ」

と自然に思えるようになります。

そしてさらに進んで「これから起きるであろう良いこと」に対して喜び感謝するようになりました。

悪いことが起きている時に喜んで感謝してるんだからハタから見るとただのアホな人ですが(もちろんそんな大っぴらに表情には出しません…お客さんに怒られてる時なんかにニヤニヤしてたら大問題になるから要注意ですよ…)、

(でも少し長い目で見るとこれがエネルギーコスト的にも一番効率的なのでは。どうせ後で良いことに繋がるなら、イチイチ落ち込んでネガティブな思考にとらわれるなんて色んな意味で無駄でしょう。)

そしてエネルギーコストなんてセコい話しを抜きにしても、この事に気付き・感謝する事で、

「悪いこと」「良いこと」の循環はより早く効果的に起きるようになる、というのが私の実感です。

なぜなら本当に「悪いこと」「良いこと」のために必要だから起きるのであれば、その「悪いこと」が進行しているまさにその時、目の前にはチャンスや学ぶべき事がぶら下がっている可能性が高いからです。


…なので、「悪いこと」が起きてヘコんでしまったとしても、それと同時に

「いやいや、コレは良いことの前触れだから」と思い出して感謝し、

「このことから自分が学べることは何かな?」

「どんな良いことがこれから起きるかな?」

「そのような良いことを受け取れるなんて、とても有り難いな、嬉しいな」

と、ほんの少しでも考えてみるのはとても効果的だと思うのですね。


…てな感じです。

私はこれを「先回り感謝」と名付けて、人生を幸せにする上で無くてはならない考え方だと思っています。

別に珍しい考え方でもないですが私なりにどのような経緯で腹の底から納得して身につけたか、日々どのように実践しているか、まだ試行錯誤している部分も含めて書いてみました。

予想外に長くなったので、(*1)(*2)など書ききれない細かいコツについては別のエントリーとしてアップするつもりです(最近このパターンばっかだ…)。

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