宇宙人・変人・発達障害…マイノリティこそ幸せに生きられる世界へ
ウチには、世間一般的には「発達障害」と呼ばれる個性を持った子が二人います。
そのうち1人は娘のくーちゃん(6歳)で、
あともう1人は…私(50歳)です(笑)
くーちゃん定例ミーテイング
先日、三女のくーちゃん(年長さん)が通う幼稚園で、先生方や市の保健師さんとの定例ミーティングがありました。
7月末で6歳になるくーちゃんの就学に向けた支援の方針や、園で日々必要となるサポートの仕方など、定期的に集まって情報交換する場を設けて頂いています。
今くーちゃんが通っているのは普通(*)の幼保連携型の認定こども園、長野に移住が決まってから家から近い園を探して申し込みました。
(*)特殊な施設ではないという意味(キリスト教系ではありますが)
その園の先生方の子供への理解の深さと愛にあふれた手厚いサポートが素晴らしいのです。
ウチの子と向き合った先生方3年間の歩み
くーちゃんは集団に合わせるのが苦手です。
自分が「こう」と決めた予定が変わるとパニックになったり、
自分のやり方へのこだわりが強くて違う方法を受け入れられなかったり、
完璧主義が行き過ぎてちょっとのミスや違いを許容できなかったり、
そんな事が続いて予期不安が強くなってしまったり、
気持ちの切り替えが苦手だったり。
それで氣付いたらシクシク泣いている…という事がよくあります。
以前はパニックからの大泣きで(しかもずっと泣き止めない)だったのですが、そこは少しずつ成長していますね。
他にも、
音や光に敏感すぎて苦痛を感じたり、
服や靴の締め付けが我慢できなかったり、
手先の器用さが同年代の子より遅れていたり、
言葉や名前を覚えるのが難しかったり、
過集中になりやすく話が聞こえていなかったり、
空気や距離感を掴めず気持ちをストレートに伝えすぎてしまったり…
などなど。
入園前の面接時からこの傾向については相談させて頂いていて、
先生方はくーちゃんが園での生活を楽しく送れるよう細かく配慮してくださってきました。
それで、くーちゃんがパニックになった時などは先生がお一人付きっきりになって別の場所に移動して落ち着くのを待つなどの特別対応もしてくださっていて…
ただでさえお忙しい中、ここまでして頂けることには本当にありがたい…!と感謝してもしきれません。
更には対応の仕方も、くーちゃんの傾向や成長による変化などの様子を見ながら試行錯誤を重ねてこられ、成果も上がっています。
・その日の予定を絵で表したスケジュール表を用意し、前日(先生)と当日朝(親)に一緒に見ながら確認をする習慣を作った
・予定の変更があったら理由を添えて早めに伝えるようにした
・悲しくなった時・困った時などは先生や周りの大人に発信するよう言い聞かせ、話しやすいよう信頼関係を築いてきた
…これらは試行錯誤の中のほんの一部ですが、どれも効果を上げているものです。
ここまでやってくださる事には本当に頭が下がる思いですし、
こういったノウハウや取り組みの共有は私達親にとっても非常に勉強になっています。
そして一連の取り組み・向き合いをとても明るくポジティブな姿勢で前向きに進めてくださっている、その姿勢・在り方に、心から感謝と尊敬の念を抱いております。
なかなか無いと思うんですよ、
ここまで手厚いサポートを受けられる環境って。
なんとウチの子の恵まれていることか、
なんとありがたい出会いか…と。
こうして集まってお話を聴くたびに感動してしまいます。
移住した先は理想の環境でした
最近くーちゃんは近くの「児童発達支援施設」に通い始めました。
月一回、来年に迫った修学に向けて
・手や指先を器用に使うこと
・名前や言葉や文字を覚えること
…などへの苦手さを克服するためのトレーニングを受けています。
ここの先生がまた素晴らしい方で、飽きやすくイヤになりやすい子供をノセるのがとても上手なんです。それでくーちゃんも楽しそうに取り組めているんですよね。
これは後で知ったのですが…くーちゃんと私たちが受けている手厚いサポート、他の市や県では正式に診断が出ていないと受けられない(事が多い)のだそうです。
くーちゃんは医療機関での検査も受けていますが、今のところ明確な診断結果は出てません。
なのにこれだけ多くの方に温かい目で見守ってもらえ、理解して助けて頂けている事。
本人にとって一番良い進路や環境やサポートとは何かを、相談に乗ってもらえ一緒に考えて頂ける…
これが私たち家族にとってどれだけ有難い事か。
末っ子のみーちゃんも隣で遊ばせてもらっています(楽しそう♪)
これからの子育ては…
時代が変わって発達障害への理解が進んだ事も大きいですね。
私が育った頃と今の状況では雲泥の差があります。
私は周囲の大人たちからの理解を得られず、
小中学校の教師などからは能力・人格を否定され嫌われ、
何かにつけてイジメられていました。
小一の頃、担任の先生に身に覚えのない盗みの犯人にされたりね(苦笑)
そうして否定され続けて育った私は、周囲とは違う自分、周囲に溶け込めない自分を恥じ、責めるようになっていきました。
友達と馴染めない自分、孤立している自分、普通の子が出来ることができない自分をずっと「劣っている」「恥ずかしい」と感じる…
そんなセルフイメージが無意識レベルで定着していました。
普通のコミュニティに属したリア充的存在にならなければダメだと思い込み、無理をして、ずっと自分を偽って生きてきました…
だから学校でも会社でも、
私にとって人間社会の中で生きる事は連綿と続く地獄のように苦しかったのです。
その自己否定にこそ私の生き辛さの根本原因があったのですね。
そこから解放されある程度楽に生きられるようになったのは30代も後半に入ってからの事。
「普通になろう」とするのを諦め、開き直って生き始めた時からです(*)。
それでも長年受けてきた数々の傷の心の奥底に残っていて私の人生に影響していた…
自分の信念・セルフイメージが「自分への否定」を軸に形成されてたのですから、
そこから創造される現実や人生が幸せなものになるはずもなかった。
それが少しずつ癒されてきたのはヒーリングを学び実践し始めてからのことです。
これからの子供達が私のような想いをしないように
全ての子供達がありのまま生きられる世界。
ありのままの自分で親から大人たちから認められて育ち、
自分のありのままを自分でも無条件に認めている…
それが当たり前の世界をまず自分の周りから創っていこうと思います。
子供に【普通】を押し付けないことの大切さ(と難しさ)
私達親がずっと園にお伝えしてきたのは…
「無理して周りの子と同じに扱おうとするのではなく、
園と本人にとって一番合う対応を模索して頂けるのであればそれが一番有り難い」
ということ。
特別対応が必要になるわけですから、
私は「これは贅沢な要求なのでは?」と思っていたのですが…
園の先生方からは「そう言ってもらえると有り難い」と言われるんですよ。
これにはちょっと驚きました。
「何がなんでも周りと一緒に扱ってください」
と言う親御さんは少なくないそうなんです。
【普通】であることにこだわり【違う】ことを恐れるあまり
子供にも【普通】である事を強要し、【型】に嵌めようとする…
ただでさえストレスを感じやすい傾向の子にとって、
それがどれほど苦しい事か。
私自身がくーちゃんと似た傾向の発達障害で、幼稚園〜学校〜会社〜と集団や組織の中で長年生きづらさを感じ、自分で自分を責め、劣等感にまみれて生きてきたので良くわかります。
そもそも【普通】って何だろう?
みんなそれぞれ違う個性や傾向を持っているのだから
【普通】とか【当たり前】もその子によって違うのに…
でもね、こんな事を書いている私達夫婦も、
氣付いたら「自分の当たり前」を子供に押し付けてしまっている事はしばしばです、
しかも良かれと思って。
そう氣付けてる事はまだ良いですね、ゴメンと謝って次から改めていけるから。
でも、まだまだ氣付けていない押し付けも沢山あるハズで。
何しろ「これが当たり前!」と思い込んでいるのですから。
その思い込みが強烈だと「押し付けている事」にすら氣付けなかったりします。
そこは自覚・自省・自戒しつつ、
子供から学びながら、親として・人として成長して行かなければと思います。
親自身がありのままの自他を受容できていること
だからまず私達親や周りの大人たちが自分と向き合い、自分を縛っている数々の思い込み(メンタルブロック)から自分を自由に解放していくことが、子供の自由な成長にとって大切なのですね。
その過程では自身が抱えている深い傷と向き合って癒すことも不可欠で、だからヒーリング(とそれをブレずに進めるためのコーチング)がとても重要になってきます。
・自分のありのままを無条件に認めている:自己受容
・ひとのありのままを無条件に認めている:他者受容
…その両方を兼ね備えた存在になることを、まず私達が目指しています。
そんな親や大人たちに囲まれて、ありのままの自分をのびのびと表現しながら成長していけば誰でも、その子だけが持っている素晴らしい個性や可能性を開花させて幸せに生きられる存在となるでしょう。
私がずっとUEやボイジャーを活用したヒーリングに自分自身も取り組みかつ講座を何百回と開催してきたのも、
そこから改良を重ねた『真和ヒーリング』で、深く自分と向き合って癒やし、忘れてしまった真の願望を現実化する方法をお伝えしているのも、そのため。
そして真由美さん(奥さん)が『自己受容セラピーコーチング』を学びながら自分と人を癒やしているのも、このためです。
子供が真に幸せに生きるために必要な環境とは
私は子供がありのままの自分を認め・伸ばし・幸せに自由に生きるために、こんな環境を与えられるといいな〜と思っています。
・親自身がありのままの自他を受容できていること
・まず親自身が幸せで自由に生きていること
そう、子供にとっては何よりも親が最も影響を与える環境ですよね。
更に言えば「先生方や周りの大人たち」もだし、
「社会全体」がそうなっていることが理想ですが。
まずは自分からやっていくとしましょう。
そして周りに広げていく…
でも一体どうすればそんな存在になれるのでしょうか。
そのために必要な取り組みとは?
ここまでで相当長くなってしまったので次の記事に書きますね。
関連記事・音声・動画など
(*)私が楽に生きられるようになったきっかけは「諦め」て「開き直った」こと…
この話はこちらの記事に詳しく書いています
「アスペルガーでコミュ障の私が楽に生きられるようになった理由」
《真和ヒーリングLIVE》でも話しました
このテーマについて土曜日の朝の《真和ヒーリングLIVE》でも話しました。
→動画(FBライブ)で観たい方はこちら
(FBグループ参加が必要)
LIVEで話したのはこんなこと↓
▪️いまウチの子が受けられている発達支援のありがたさ
・この恵まれた環境を引き寄せたオーダーとは?
・私が楽に生きられるようになったのは「普通」になろうとするのをやめたから
・全ての凸凹をありのまま受け入れギフトを伸ばす教育へ
・ヒーリング・自己受容・現実創造の仕組みを義務教育化したい
・まず大人たちがありのままの自己を受容し自由に生きよう!
▪️奥さんが買ったものは私にこそ必要なモノだった…!引き寄せを起こしたものとは?
これは前回の記事で書いた話ですね。
(関連記事『新月のメッセージ「あなたが自分に諦めさせてきたことは?」』)
▪️『バーズカフェ』x『真和ヒーリング』の相乗効果が凄かった
・鳥の眼で人生と毎日を俯瞰する『バーズカフェ』に参加したら起きた変化
・毎朝晩の《真和ヒーリング》を習慣化したら起き始めた奇跡的な流れ
・簡単♪お気軽♪短時間♪なヒーリング・クリアリング・オーダーで宇宙の流れに乗る
*日々のヒーリング・ブロッククリアリング・理想のオーダーが習慣化すると…
習慣化すれば凄いことになるのですが、その習慣化がなかなかできない!という人へのサポート環境として『バーズカフェ方式』はすごく良いな〜と身をもって実感したんですよね。
そんなわけで《真和ヒーリング》有料メンバーにも近く提供を開始します。
お楽しみに♪