アイディアのパイプ詰まり解消!私が文章をスラスラ書けるにようになった理由
あなたは文章を書くのが好きですか?そして得意ですか?
頭の中にあるアイディアやイメージをわかりやすい文章で表現できる。
言いたい事やメッセージを言葉にして伝えられる。
そして理解するだけでなく、共感・賛同され 、更には感動・興奮すらしてもらえる…
そんなライティング(文章を書く事)の力は、ビジネスや何かしらの活動をするにしても、あなたに共感・賛同する仲間やフォロワーを集めるにしても、非常に重要です。
特にネット(ブログ/メルマガ/SNSなど)が普及した現在。
読み手に届く・響く文章を書けるかどうかで成功できるか決まると言っても過言ではなくなりました。
成功というか…自分がやっている事を・必要としている人に・適切に伝えられないと…そもそもスタートラインにすら立てないんですよね。
表現して見つけてもらえないと存在していないのと一緒!
…なんです、残念なことに。
だからライティング(文章を書く事)が非常に重要なわけです。
好きな事をやって自由に生きるためにも最重要と言っても良いくらいです。
その最重要スキルのライティング・文章での表現に苦手意識があったり、もっとスムーズに出来るようになりたいと思っている方には、この記事が役に立つかもしれません。
スランプ脱出!文章が書けなくなった私がハマっていたのは…
ちなみに私は「文章に自分の想いやメッセージを載せて届けるのは好きだし得意」と、ずっと思ってきました。私のビジネス的な成功は《ヒーリングやスピリチュアルといった抽象的な概念を一般的・論理的な言葉で表現して多くの人に届ける能力》のおかげだと自負すらしていました。
でも実はこの数年、それが思うように出来なくなっていた。
スランプに陥っていたんです…
(自分ではスランプと氣付いてなかったんですよね…だからハマり続けてたんでしょうね)
ところがつい先日「そこから抜け出した!」と思えるブレイクスルーを体験したのです。
(その氣付きと興奮をお伝えしたくてこの記事を書き始めました)
スランプ脱出に必要だったのは何だったと思いますか?
能力や才能?
根性や意志力?
それとも更なる研鑽とライティングスキルの習得向上…?
…ではなかったんです。
突破口となったのは、誰でも簡単に使える《ツール》と《環境》、そしてちょっとした《考え方》でした。
この発見は「文章を書くのは苦手」「でも才能が無いから仕方がない…」と(少し前までの私と同じように)諦めている人にとっても救いになるかもしれません。
本記事の要約音声あります
文字より音声で聴きたい方はこちらを。
【アイデアのパイプ詰まり現象】を解消してくれた意外なもの
スランプから抜け出してからの私はブログ記事や講座などのコンテンツをモリモリ作っています。
次々に湧いてくるアイディアが講座としてガシガシ構築されていく。
すると更にアイディアが湧いてくる…!そんな途方もない快感とともに作業しています。
アイディアが湧いてきて止まらなくなる事はこれまでも頻繁にありました…というかアイディア(言いたい事・書きたい事・作りたいモノ・やりたい事の閃き)は日々降ってきているんですよね。
でもそのアウトプットがうまくできず、積み上がり、腐っていく…それがシンドかったんです。
パイプが詰まっているような感じ。
慢性の便秘で苦しんでいるような状態でした。
それが解消された今、アイディアを腐らせたり取りこぼす事なく、スムーズにアウトプットできるようになっています。閃いた事がどんどん成果物(講座やブログの記事など)として出来上がっていっているんですね。
その突破口になったのが…
・アウトライナー(アウトラインプロセッサー)(*1)
・マインドマップ(*2)
という2つのツール。
特に重要なのがアウトライナーでした。
実例:ツールを使えばこんな簡単に講座が作れる?!
例えば先週のある朝。
ボイジャータロットのティーチャー仲間から届いていた「こんな講座はできないですよね…?」というメッセージを見た瞬間に浮かんだ着想。
それをその場でバーっとアウトライナーに書き出して↓
これをメッセンジャーで送ってお見せしたところ予想外に喜ばれ、
10月上旬に開催決定したのが『ボイジャーヒーリング講座』。
その間わずか30分ほど。
ちなみにこの初期構想↑は、その日のうちに思い付いた事をちょこちょこ盛り込んでいって、こんな感じ↓に成長しました。
ここまで育てたところで一旦寝かせています。後日見直すつもり。
でも、もうこれをレジュメにして講座を開催できるってところまでは出来てるんですよね。
それに掛かったのがトータル1時間くらいです。
同時に『真和ヒーリング講座』というものを作り始めていて、全体構成が出来上がりつつあったり。『ワンネス・ビジネス・ラボ』(OBL)の構想をモリモリ作っていたり。さらにこの記事と並行していくつかのアイディアの文章化を進めていたり…
と、日々どんどん降りてくるアイディアをパイプに詰まらせ腐らせる事なく、スムーズにアウトプットできるようになっています。
これまでと何が変わったのか?
それは受け取ったアイディア(インプット)の処理方法、アウトプット先です。
変わったのは閃きをアウトプットするプロセス
スランプにハマっていた時の私はこんな感じでした。
《これまでのプロセス》
情報(閃き)を受け取る
↓
文章化してコンテンツとしてアウトプットする
それが最近はこうなっています。
《今のプロセス》
情報(閃き)を受け取る
↓
文章化しながら整理・整頓・熟成させる
↓
コンテンツとしてアウトプットする
一段階プロセスが増えたんですね。
たったそれだけで格段にラクになりました。
私、自分は文章を書くのが得意だと思い込んでいました(笑)
それで今までずっと無手勝流の自己流で、閃いたアイディアを何の準備もせずにただ書き殴っていた感じでした…その力業で何とかなってしまっていた(気がしていた)のです、以前は。
私のメールやブログ記事や講座が無駄に長大になったり、複数のテーマが詰め込まれて混沌としていたりするのはそのためです。
書いて(作って)いるうちに収集がつかなくなってお蔵入りしたものも沢山あります。
それでも以前は時間と体力と根気を掛けて完成させられたのですが…ここ数年は子供が生まれて作業できる時間も減り、頓挫するケースが増えていました。
降りてきたアイディアをそのまま書こうとして…それで上手く行くこともあった。
でもテーマの抽象度が高くて膨大な情報を含んでいる場合、その試みは失敗に終わる事が多かったのですね(なのに、何とか書き切れたことに自己満足し氣付いてなかった(苦笑))。
この数年間、自分の発信や制作活動がスローダウンしていた本当の理由はここにあったのですが…そこには目を向けず、
最後まで書き切る意志力が無くなった…と自分を責めたり、
子供が生まれて時間が取れない…と環境のせいにしたりしてきました。
でも気力とか根気とか時間とかよりも重要なことがあったんですね。
それが情報を適切に処理するプロセス。そのための考え方・スキル・ツールだった!
ここが整ったら、書くこと・制作することが俄然楽しくなってどんどん進み出したのです。
コラム:アウトライナーとマインドマップって何?
(*1)アウトライナー(アウトライン・プロセッサー)は階層構造を持った文章を作成するツール。これが【書きながら考え】と【考えながら書く】を可能にしてくれるんです。
階層構造とは、本で言うなら《章》と《節》と《本文》。
その章立てを考え全体構成を決めてから各章・各節の中身を作り込んで行くこともできる(トップダウン)。
ふと浮かんだアイディアやフレーズ(本文)を思いつくままに書き出してから、それらを分類して《節》や《章》にまとめ、全体を貫くテーマを見つけてもいい(ボトムアップ)。
そしてその双方(全体と部分・抽象と具体)を自在に行き来を繰り返しながら、本人にも見えていなかった《真のテーマ》を浮かび上がらせ、《理想の構成》に近づけていく(シェイク)。
そのために、《章》や《節》を閉じて全体を俯瞰したり…
順序を入れ替えて構成を整えたり、《章》や《節》を展開して《本文》を作り込んだり、《本文》の中に見つけたコンセプトを《章》に昇格させたり、逆に降格させたり…といった事が簡単な操作で自由自在にできる。
ちょっとした長さの文章をストレスフリーかつ高品質に書き上げるのには必須のツールです(必須と言いつつ、人生50年間ずっと使わずにやってきたんだけどね…)
私はWorkflowyとDynalistというアプリを使っています(いずれも無料版)
(*2)マインドマップは有名ですよね。中央に書いたテーマから放射状にアイディアを広げていける。全体を俯瞰しながら同時に細部の枝葉を伸ばしていける発想ツールであり、メモ術・整理法でもある。
本来は手描きが推奨されています。私も以前は参加したセミナーのメモとか、思いついたアイディアの具現化とかをする際に手書きでモリモリ描いてましたね〜(懐かしい)。
PCやスマホでは主にSimpleMindというアプリを使っています(有料版)。会社員時代は会議の議事録までSimpleMindで録っていたくらいのヘビーユーザーです。
無限のリソースと繋がり、受け取ったものを熟成させ、最高の形でアウトプットする
良い文章が生まれるために必要な要素・プロセスはざっくり三段階に分かれると今の私は考えています。それが…
1. 無限に湧き出るアイディアの泉を掘り当てる(リソース・インプット元と繋がる)事
2. そのアイディアを熟成/整理整頓させる環境(道具・ツール)
3. 最高の形でスムーズにアウトプットできる先(ブログ環境・メルマガのコミュニティ)を用意する事
1は現実創造プロセスで言うところのオーダーなんですが、
長くなるので次の記事に書く予定。
で、今までの私は閃き(インプット)をすぐに文章化(アウトプット)しようとしてきました。
1と3をダイレクトに繋ごうとしていたんですね。
そこに欠けていたもう一つの重要な要素が2。
アウトプットの一歩手前で閃き・アイディア・情報を熟成させる環境(道具・ツール)でした。
道具の重要性。アウトプットの手前に必要だったもの
良い道具を使うことは大切、良い作業環境を整えることは大切です。
使い勝手の良い掃除機や洗剤(例::HEJ(=超重曹))があるだけでお掃除のやりやすさや気持ち良さは激的に変わります。切れ味の良い包丁を手に入れただけでお料理の概念が大きく変わるなんてこともあります。
なのに、情報を整理・整頓・一覧・俯瞰・分類・操作できる道具・ツールが整っていることの大切さを、私はずっと軽視してました。
だからどんどん湧いてくるアイディア・降りてくる閃きをアウトプットするところまで行けず詰まらせ、スランプに陥っていたのでした。
思考と直感の掛け算が起きる環境とは?
私の場合それが冒頭でも触れたアウトライナーとマインドマップの合わせ技でした。
・アウトライン(思考/直線的/文字)と
・マインドマップ(直感/俯瞰/イメージ)を
交互に行き来できる事の凄さ…!
アウトライナーで構成をバーっと考えリストアップしていきながら、ざっくり構成を決めつつ、中身にも思いついた物をどんどん盛り込み、最適な順番に自在に並び替えていく。
その全体をマインドマップで俯瞰して、抜けや矛盾や順番の違いなどを見つけ、肉付けして増やして減らして整える。
それをまたアウトライナーに戻し、詳細を書き直したり、項目を折りたたんで全体の構成を眺め、調整して整える…
そんな風にそれぞれ異なる特徴を持つ2つのツールを交互に行き来を繰り返せることのメリットがすごいのです。
コラム:アウトライナーだけでも十分強力な思考熟成ツール
アウトライナーには項目を折りたたんで全体を俯瞰したり、項目ごと順序を入れ替えたりする機能があるので、部分と全体/具体と抽象を行き来しながらアイディアを整え熟成させていく事ができます
そもそも階層構造を持った文章を作れるアウトライナーの利点はそこにある。
なのでブログやメルマガなどの文章を書くだけならアウトライナーだけで十分な事が多くて、この記事もアウトライナーだけで下書きしました。
なのでアウトライナーを使ったことがない方は、まずWorkflowy(またはDynalist)を使ってみる、使い方に慣れる、それだけで大きな効果が出ると思いますよ。
でもマインドマップの場合それがよりイメージ的に入ってくる感じで、ちょっと脳の使い方が違うんですよね…それで更にアウトライナーだけでは生まれなかった発想や氣付きが生まれる感じ?なんです…これが講座などの大きくて複雑なコンテンツを作り込む時にはめっちゃ威力を発揮するんです。
少なくとも私にとってはそう感じていて。この環境で作業を始めてから、頭の働き方・アイディアの出方が従来の数倍と感じるような。シナプスの閃きが促進され化学変化を起こし、バチバチと火花が出るような。そんな感覚を味わっています。
結論:発想や閃きを熟成させる環境を整えれば文章は楽に書ける!
その環境が(私の場合は)アウトライナー(+マインドマップ)というツールでした。
このツール以外でも、頭の中にある閃きやアイディアや思いを一旦全部出してから、整理・整頓・熟成させるプロセスとそのための環境を用意できれば、書くこと・表現することはもっと楽に、楽しくなるハズです。
ちなみにアウトライナーのおすすめは…
無料でしかもあらゆる環境(iOS / Android / Web)で使える
Workflowy とDynalistというアプリ。
特に、機能やコンセプトや操作感などから私が一番好きなのはWorkflowyです。
ただ無料版だと作れるアイテムの上限が250(1月あたり)までという制限があるんですよね…
(→こちらからWorkflowyを入手すると上限が250から350に増えます)
Dynalistは無料版でも上限制限がありません。
ただWorkflowyにしかできない事もあってね…それで私は用途に合わせて使い分けています。
加えてマインドマップも使うと鬼に金棒かも?
私のお気に入りは SimpleMindというアプリ。
名前の通りシンプルで使い勝手が好きなんですよね。
SimpleMind無料版でもマインドマップは十分に描けるのでまずはお試しで使ってみると良いかも。(ただしアウトライナーとのデータのやり取りは有料版のみ可能)
おわりに:長年の悩みから解放されました
そんなわけで今私は猛烈な勢いで『真和ヒーリング講座』を作っています。何年も作ろうと思いながら何度も頓挫してきたものが遂に日の目を見る…!そんな手応えを感じています。
私にとってずっと悩みの種だったのが、日々湧いてくるアイディアを思うようにアウトプットできていない事でした。そのもどかしさ・苦しさからようやく解放された喜び、これは言葉では表現しきれません。
でもこれは私だけじゃないはず。私はヒーリングやスピリチュアルの世界にどっぷり関わってきて、同じような悩みを持つ人達と沢山出会ってきました。
みなさんそれぞれ素晴らしい個性・能力を持っているし、宇宙(本当の自分)からのメッセージも受け取っていて表現したい事が沢山ある。やりたい事・実現したい事の大きなビジョンや志も持っている。なのに言葉での表現・アウトプットが上手くできない…!
そんな勿体無い理由で日の目を見ずに埋もれている素晴らしい才能が、まだまだ沢山いるんですよね。
少しでもそんな方々のお役に立てば嬉しいです。
そんなわけでこのテーマは今後もちょいちょい書いていきたいと思っています。
ご希望があるようなら本文中で紹介したツールの使い方や、
宇宙の無限のリソースと繋がるためにボイジャータロットを活用して文章を書く方法など、
一緒にやるワークショップなんかをやってもいいですね
(興味ある!って方はコメント欄や感想フォームからリクエストくださいね)
次の記事では…
ところでこの記事では長さの都合上ザックリ削った文章があります。
《無限のリソースと繋がり、受け取ったものを熟成させ、最高の形でアウトプットする方法》という項目なんですが、
次記事『オーダーと設定がインプットの質と量を決めている』(仮題)ではその辺を掘り下げようと思っています。
あとご紹介したツールの詳しい使い方…は、既にネット上あちこちに良い記事があるので各自検索していただくとして。アウトライナー(Workflowy / Dynalist)とマインドマップツール(SimpleMind)の間で双方向にデータをやり取りする方法については情報が見つけられなかったので、別の記事で簡単に書くかも。
これもご希望があったら優先して書きますんで、コメントやフォームからリクエストしてください(^^)
ではでは(=゚ω゚)ノ
本記事の要約音声録りました
本記事を要約してお話しした音声はこちら(12:34)
併せて聴くと理解が深まります♪
*今回のブログ記事には書き切れなかった
【書くのが苦手な人のための『閃きを文章化する具体的な手順』】も
音声の最後に話してますよ。